サラリーマンが年収を上げる9つの方法

あなたは自分の年収に満足しているでしょうか?

多くの人が仕事に不満を持つのは、仕事内容と報酬が見合っていないからでしょう。一方で、収入が上がらないということは、お金を支払う側はあなたの仕事が、あなたが望む金額に見合っていないと判断しているからです。

このギャップを埋めない限り、年収が上がることはなく、不満ばかりが大きくなります。このサイクルは最悪で、どんどんあなたの価値を下げてしまいます。

何もしないで年収を上げたいと思っても、現実は厳しいです。年収を上げようと思うなら、年収が上がるような行動が必要です。

この記事では、年収を上げる考え方と方法について考えます。

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課長の仕事とは?10の危険と12の対処法を徹底解説

社内においてあなたの役職は何でしょう?

もし、課長であるなら、これからのサラリーマン生活において、仕事を見直す必要があります。

組織が効率化してスリム化すれば、課長は実務を担いつつも、部下の管理をしながら部署の目標を達成しなければなりません。組織に中において、課長は最も忙しい役職であると言えます。しかし、上層部からの評価を得ることができなければ、出世が頭打ちになるだけでなく、リストラの対象になります。

この記事では、課長の仕事について考えてみます。

課長とはなにか?

最初に課長とはなにかということを考えてみたいと思います。大企業の場合は人数も多く、ピラミッド式の組織になっていると、部署の役割が明確なので、仕事の範囲も明確になります。課長の目標は課の目標を達成することであり、そのための部下も割り振られています。

しかし、中小企業の場合、依然と同じ実務を担いつつ、勤務年数や給与を上げるために「課長」の役職があてがわれている人も少なくありません。こうした人の場合、課長になる前と同じ仕事をしているにもかかわらず、会社から求められる成果のひとつに部下の育成が加わります。

目標を達成するために自ら走り回っているにも関わらず、部下が起こす問題への対処もやらなければならず、課長になった途端に忙しくなってしまいます。

せっかく課長に昇進したのに、仕事がつらくなってしまわないように、課長の役割を整理しておきたいと思います。

課長とは管理職の最下級

課長とは課の目標達成に責任を持つ管理職であり、法的にも管理職として認知される最下級の役職となります。課長になったので残業代の代わりに手当が支給されるというようなこともあります(ただし、名目だけで権限が移譲されていない場合などは残業代を請求できることもあります)。

課長は部下の評価(査定)が認められている役割であると同時に、部長以上の方針を部下に浸透させる役割を担います。

つまり、実務者として顧客を管理し、上司をして部下を管理し、上司である部長の方針を理解するという三方を向いて仕事をする必要があります。

実に課長は微妙な管理職であると言えます。

会社によっては「担当課長」という呼称があるようですが、部下なし、権限なしの場合が多く、課長級の待遇を受けている人ということになります。担当課長は役職を下げるに下げられない場合に適用されていることが多く、実務で成果を出すか、部下を持つ課長に返り咲かなければ、リストラや役職定年のターゲットにされかねません。

また、「課長代理」や金融機関の場合、「支店長代理」という課長の下のなぞの役職がありますが、こうした役職は課長候補なので、課長に昇進する可能性があります。

管理できる人数は?

課長は課のメンバーとして、部下を与えられますが、適切な人数は何人になるでしょうか?

「スパン・オブ・コントロール」という考えは、元々は軍隊において部隊を編成する際の概念で、概ね管理可能な人数は最大でも10名程度とされています。

ですから、部下が10名以下の場合はフラットにしても目が行き届きます。しかし、得意先を担当している営業課長の場合、自分の下に係長を配置して、部下の管理をさせるなど、階層を作っておかないと目が行き届きません。この時に重要なのは、係長を飛ばして、一般社員に指示をしないことです。万が一、係長の指示と課長の指示が違う場合、部下は都合のいい方を選択します。結果、係長のメンツを潰してしまえば、課長に反発するようになってしまいます。

課長の部下はさまざま

課長が苦労するのは、部下のレベルがさまざまだからです。エース級の仕事をする部下もいれば、問題社員が混ざることもあります。

部長の場合は、課長が部下になるので、ある程度の仕事ができる人との関わりだけですみます。しかし、課長は玉石混合の部下をまとめなければなりません。

危ない課長とは?

課長とは最下級とは言え、管理職なので、部下に対する指揮命令権を持ちます。しかも、プレーヤーとしての能力を評価されてマネジメントの役割を担っているので、自分を基準にして失敗することがあります。

昔は、上司の指示が絶対でしたが、今は、自分の価値観を重視する部下も増えました。そんな部下に対して、旧来のマネジメントのように、仕事を優先させる発言をすればパワハラ扱いをされてしまいます。それによって部下の離職率が高くなったり、最悪の場合に訴えたれたりすると、課長自身の立場が危うくなります。

ここでは、課長が犯しがちな危険について考えます。

1:自分ができることを部下にも要求する

プレーヤーとして優秀な課長は自分を基準にして部下に要求をします。「普通は・・・」と言う話は、部下の自尊心を傷つけることがあります。

2:ダメ出しをする

人の良いところとりは悪いところが目に着きます。ダメ出しが部下のことを考えてのことでも、言い方がまずいと信頼を失います。

3:結果が出た後で、評論する

社内で手を汚さない評論家は嫌われます。特に、悪い結果が出た後に、「だから言っただろう」というのは最悪です。

4:自分の価値観で部下を評価する

価値観が多様化している昨今では、出世を望まない部下もいます。彼らにとって課長は尊敬の対象にならないかもしれません。そんな時に、怒りを向けてしまうとパワハラだと攻撃されてしまいます。

5:上司である部長に逆らう

会社というのは基本的に上からの指揮命令系統で動きます。上司である部長に逆らうのは得策ではありません。異論がある場合は、感情的にならずに提案を行いましょう。

6:リスクを考えすぎて決断しない

部下が提案してきたことをリスクがあるからという理由で断ることは、最も仕事ができない上司と思われます。提案が実現可能な場合は、リスクを排除することを考えましょう。手柄は部下に、責任は自分にというのが信頼される上司です。

課長のリスク

課長であることは、一般社員にはないリスクが伴います。ここでは、課長のリスクについて考えます。

1:話の通じない上司

上司が傲慢で一方的な人の場合、無理難題を押し付けられる課長は苦労します。ただし、人を変えることはできないので、従うか、うまく操縦するか、部署を異動するという選択肢に迫られます。

2:話の通じない部下

仕事を優先しない部下がいると課長は監督責任を問われます。休憩時間にノンアルコールビールを飲む部下がいたら、なんと注意しますか?

3:グレーな仕事

会社からの命令でグレーな仕事をすることもあります。たとえば、品質に不具合があるけれど、使えなくはない製品の販売を押し付けられるなど、法的にグレーな仕事を推進しなければならないこともあります。発覚した場合は、課長が信頼を失います。

4:テクノロジーの進化

ビジネスツールのテクノロジーは進化しています。より便利に進化するので、テクノロジーに追いつけないとアナログ人間と揶揄されます。

できる課長とは?

ここからはできる課長について考えます。

1:組織の目的と目標を理解する

課長の仕事は組織の目的を理解し、目標を達成する推進役になることです。そのためには、目的を部下に理解させ、目標達成のための行動を取らせなければなりません。できる課長は組織の期待に応えます。

2:感情的な評価をしない

感情的に部下に接すると人間力は低いと評されます。できる課長は、どんな時でも冷静に対応をします。

3:方法論ではなく、目標を明確にする

「こうしろ、ああしろ」という具合に方法論を詳しく指示すると、部下は、「課長の指示通りにしたのにうまくいかない」と責任を押し付けてきます。できる課長は、部下には、目標を使えてプロセスを考えさせます。

4:部長と評価方針をすり合わせる

課長の人事権や評価は部長が持っているので、部長が期待していることを事前にすり合わせておきます。できる課長は部長をうまく操縦します。

5:部下の進捗を管理する

言いっぱなしというのはよくありません。当然やっているだろうと部下に期待しても裏切られます。できる課長は、毎週月曜という具合に、部下の進捗管理をツーティンにしています。

6:部下の話を聞く

話をじっくりと聞いてあげるということも部下の信頼を得ることができます。甘い考えを正したいこともあるでしょうが、「君はそう考えるんだね。」というひと言を言ってから話をすることを心がけてください。

7:リスクを取る

「責任は俺が取る」という覚悟は部下にとっては心強いものです。実際に、責任を取らされることは少ないので(部長が異常者でなければ)、部下の背中を教えてあげましょう。そして、自らもチャレンジしましょう。

課長が今日から心がける仕事とは?

最後に、できる課長になるために、今日からやっておくことをお話しします。

1:組織は自分を守ってくれないと知る

以前のように年功序列はないし、社会の流れは若手の登用です。50歳を超えた課長はかなり危険です。部部長を目指すのか、独立を考えるのか、会社の仕打ちを受け入れるのかを考えておくといいでしょう。

2:課長はコーチである

チーム内で言えば、部長が監督であれば課長はコーチです(社長を監督と考えると部長もコーチです)。ですから、部長が立てた戦略を戦術レベルで実行するリーダーだと自覚してください。

3:外部との交流

社内からは新しいリソースを得ることができません。積極的に社外に出て、人脈を広げてください。大企業にいる場合は、相手にとってのメリットも提供しやすいので、異業種との交流をおすすめします。

4:若い世代の話を聞く

基本的に部下は年下になることが多いので、彼らの話を聞いてください。世代間ギャップがなくなるだけでなく、信頼を得ることができます。

5:テクノロジーの構造を理解する

今後、テクノロジーは進化します。細かい構造は理解できなくても、そのツールは何に使うことができて、どう便利なのかという構造は理解してください。その上で、ツールを使うのか、それ以外で活躍の場を探すのかを決定してください。時代遅れになった瞬間に、あなたは淘汰されてしまいます。

まとめ

この記事では、これからの課長の仕事について考えました。今後、課長は社内で微妙な立場になります。50歳で役職定年によって給料が下がったり、最悪の場合は、リストラの対象にもなります。課長には危険が付きまとっています。いざという時に困らないように、生き残りの準備をはじめてください。

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